結納ってどんなもの?
投稿日:2021年4月5日
100年以上続く婚約公表の儀式
結納文化は江戸時代から100年以上続く、婚約を正式に公表する、歴史ある儀式です。
縁起を担ぐための品数と品目が特徴
結納式は、縁起をかついで、大安吉日の午前中から午後3時頃までの間によく行われます。
品目は、3品、5品、7品、9品、11品。
昔は、13品目もありました。
石川県金沢市にある金沢市老舗記念館に、13品目が飾ってあります。
なお、当店では45年間8000件以上のご結納品を納めてきましたが、目録と土産物は品数には入れていません。
つまり、元からの品目をあつらえて、更に目録と土産物にも「のし」をつけることで、豪華さや丁寧さを演出してまいりました。
ちなみに、女性側は男性の品数と同等か、それ以下の品数にします。
当て字で家庭繁栄を願う風習
たとえば女性側から男性側へお肴としてカツオ節を品数に入れますが、札紙を「勝男」という当て字にして家庭繁栄の縁起を担ぎます。
他にも様々な縁起の良い当て字があります。次回はそれらにどんな品目があるか、より詳しくご紹介いたします。